パチンコの傾斜って何なんだろう

2024年11月1日更新

 

パチンコの話しをする時、傾斜って言葉をよく耳にする事があると思いますが傾斜ってなんなんでしょう?

 

簡単に言ってしまえばパチンコ台を設置する時の傾きの事を傾斜と言いますが、具体的にどのようなものなのかを解説していきましょう!

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パチンコの傾斜とは大きく分けて2種類ある

パチンコ台は真っ直ぐ設置してあるように見えますが実は少し斜めに取り付けられているんです。

 

パチンコ業界人はネカスとかオコスとか言う言葉を使って管理しています。

 

パチンコ台を設置する時、まずは台を支える役目のある木枠を先にはめ込みます。

 

木枠は主に4点止めでネジ、もしくは特殊な器具を用いて固定されます。

 

まずは下部を2点完全に固定させます。

 

次に上部を2点固定するのですが、ここで傾斜を測りながら固定させるのです。(真逆の設置方法もあります)

 

と言う事は、下部が固定された状態で傾斜を測るのでパチンコ台は横からよーく見ると上部が少し奥に倒れている事が確認出来るかと思います。

 

傾斜を測る時には『傾斜器』と言う物を使って測ります。

 

測る内容は角度では無く、真っ直ぐな状態から何ミリ奥に倒すか、という傾きの長さと言う単位で測っています。

 

元々、傾斜とは大工用語なのですが、『○分○厘』(○ぶ○りん)と言う単位数値で言っているのがパチンコ業界人が言う所の傾斜です。

パチンコ傾斜表

傾斜が4分という事は12.12mm、4分5厘だと13.64mmという事になるのです。

 

傾斜って角度の単位では無いんですね〜。

 

この角度を変える事で遊技性能を変更する事が可能になります。

 

遊技性能とは入賞率の事を表し、ヘソに玉が入りやすくなる大当りしやすくなるなどです。

 

では実際に傾斜をどのようにする事で遊技性能が変わるのかを解説していきましょう。

 

パチンコ傾斜のネカスとは

パチンコ傾斜のねかすとは、簡単に言ってしまうと上部を奥に倒すと言う事になります。パチンコ台を寝かせてあげると言うイメージです。

 

ネカした時の影響

パチンコ台を置くに倒すとパチンコの玉は盤面に触れる時間が長くなります。

 

盤面に触れる時間が長くなると言う事は摩擦の影響が生じ、玉が落ちる速度が遅くなります。

 

速度が遅くなる事で一番影響が出るのがステージからのヘソ入賞になります。

 

ステージの性能は、玉が真ん中のヘソの上に来るように作られています。

 

速度が遅い状態で玉がステージに入り、ステージ上で遊びながら中心部から落ちるので入賞率が上がるのです。

パチンコ傾斜のオコスとは

パチンコ傾斜のオコスとは、簡単に言ってしまうと上部を手前に倒すと言う事になります。

 

パチンコ台を起こしてあげると言うイメージです。

 

オコシた時の影響

 

パチンコ台を手前に倒すとパチンコの玉は盤面に触れる時間が短くなります。

 

ネカセた時とは逆で玉が落ちる速度が速くなります。

 

落下速度が速くなる事で、ステージに入った玉が中心部で落ち着く前に落ちてしまいます。

 

ヘソへの入賞率が下がってしまうのです。

 

パチンコを遊技していると玉がガラスに当たっているような音を聞いた事があるかと思いますが、これはオコシすぎた事で玉が実際にガラスにあたっているのです"

ネカセとオコシの調整

パチンコ台は一般的な台ならネカセの方が単純にヘソへの入賞率が上がるのでプラス調整になります。

 

逆にオコシはマイナス調整になるのですが、羽根物や一発台でこれが逆転してしまうパチンコ台も存在します。

 

パチンコの傾斜はパチンコ台の性能を理解した上で決める事が大切なのです。

 

特に一発台などは知識を持たないまま傾斜を決めてしまうと、とんでもない破壊力を出してしまう事もあります。

 

パチンコ台にとって傾斜というのは、実はものすごく重要な要素なのだという事を覚えておきましょう!

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