パチンコの遊タイムってなんだろう
2023年11月1日更新
いよいよパチンコ遊タイム搭載機が登場してきました。
遊タイムって実際なんだろう??って思っている方多いと思いますので簡単に解説していきましょう!
遊タイムの為に改正された内容が3つある
2019年12月20日付けで改正された『技術上の規格解釈基準』および『日工組内規』により実現された新機能遊タイムと難しく書かれていますが、簡単に言ってしまうと時短が変わったという事になります。
遊タイム→遊べる時間→時短=時短が遊べる時間って感じで覚えてください。
今回改正されたポイントは主に3つあります。
- 時短の作動回数上限値の撤廃
- 従来の時短に加え、2種類の新たな時短の追加
- 確変リミッター上限値の数が2個設定可能
この3点において解説していきましょう。
時短の作動回数上限値の撤廃
時短の作動回数上限とは何回転まで時短を付与出来るかという事ですね。
今までは時短100回が上限でした。
今回の改正により上限100回が撤廃されました。
それにより、新たに誕生する事が出来た機能が遊タイムです。
遊タイムを発動させる事が出来る規定回数は、大当り確率の分母2.5倍〜3倍以下になります。
1/200の遊技台の場合は500回転〜600回転消化後に発動する事が出来るという事になります。
また、遊タイムの時短回数制限は、大当り確率の分母3.8倍以下となっているため、1/200だと760回転が上限となります。
また、遊タイムは特賞間に1回のみ発動が可能となっています。
遊タイム終了後、更に遊タイム規定回数を消化したとしても発動はしないと言う事になります。
再度遊タイムを発動させるには、一度大当りを引かなければならないという事になります。
従来の時短に加え、2種類の新たな時短の追加
- 従来の時短
- 低確率中の規定回数の図柄確変後に発動する時短
- 低確率中の特定図柄の表示後に発動する時短
@の従来の時短とは今まで通りの上限100回の時短の事です。
この時短プラス2種類の時短機能が追加したという事になります。
Aの時短が遊タイムと命名されました。
通常時に一定の規定回転数を超えると時短が発動する機能になります。
Bの時短は特定の図柄が停止したら発動する時短の事を言います。
例えば『1・2・3』『7・8・9』などです。
大当り演出のように、時短が発動するか否かのリーチ演出などのを加えてより熱い演出を作る事が可能になるのです。
大当り終了後にいきなりロング回数の時短が発動する事も可能なので、幅広いタイプの機種が多く出てくると思います。
今後のパチンコには期待が出来そうです!!
確変リミッター上限値の数が2個設定可能
確変リミッター上限値は今まで1個のみの搭載しか認められなかったのですが、そのリミッターが2個まで搭載可能になったのです。
確変リミッターとは3回セットの大当りとか5回セットの大当りとかの事を言います。
出玉1000玉が必ず3回来るので3000玉確定と言うような確変システムです。
これが、今までは3回セットのみの搭載しか出来なかったのですが、3回セットと5回セットを搭載する事が可能になりました。
ただし、これには条件があり、大当り時の確変割合は100%としなければなりません。また2個の確変リミッター出現率は1/10〜9/10で設定しなけらばなりません。
要するに確変リミッターを2個搭載するなら片方だけの出現率を極端に低くする事が出来ないという事になります。
設定付パチンコは遊タイムを付けられない
設定付パチンコには遊タイムを付けられません。
各設定の大当り確率の範囲内で共通の規定回数で無ければ遊タイムを付ける事が出来ません。
要するに大当り確率の分母が設定により違う為、共通規定回数を作れないという事になります。
設定により大当り確率が変わる限り、設定付パチンコに遊タイムは付けられないと言うのが現状の内規規定になります。
一時は期待されていた設定付パチンコですが、遊タイムの登場で姿が消えていってしまうのでしょうか・・・・。
遊タイム機能のまとめ
それでは遊タイムをまとめてみましょう!!
遊タイムとは要するに3つの時短機能の事を言います。
- 時間回数が大当り確率の分母3.8倍以下を上限として設ける事が可能
- パチンコの天井機能とも言われている、大当り確率の分母2.5倍〜3倍以下回転数で発動する時短
- 特定図柄停止時に発動する時短
現状では確変リミッター上限値関係の事を遊タイム機能とは呼んでいませんのでお気をつけください。